互換性検証試験仕様書(1.0版)(PDF:68KB)に基づき実施した試験項目は以下の通り。
- ICカードをリーダライタに挿入し、送受信が可能状態となるか否かを確認する。(C1)
- ICカードとリーダライタ間で、通信(プロトコル)が正しく行なわれるか否かを確認する。(C2)
- ICカードとリーダライタ間で、通信(コマンド)が正しく行なわれるか否かを確認する。(C3) 基本コマンド(SELECT FILE,GET DATA,INTERNAL AUTHENTICATE)と、ベンダ選定によるICチップ内の消費電力が最大となるコマンド(メモリー消去処理等)が正しく動作するか確認する。
- 上記項目を、ICカード全機種とリーダライタ全機種のクロステストで実施する。
- ICカードは、型番毎(ロット、バージョン)に各3枚、リーダライタは、型番毎(ロット、バージョン)に各2台を被試験製品として確認する。
- リーダライタに対して4つの方向(表、裏、前、後)で、各10回実施し、9回以上正常動作した場合は合格とする。
- 参考値として、ICカードを5分間リーダライタ内に放置した後取り出し、直後のICチップ付近の温度がどのように変化したかを測定する。
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