財団法人ニューメディア開発協会では、平成20年度ニューメディア利活用の動向等の調査事業として「ボディエリア・ネットワークの利用技術に関する調査研究」に係る調査研究事業者を公募いたします。
現在、産業・デジタル家電分野に限らずヘルスケア・医療分野においても、無線通信技術を積極的に活用しようとする動きが顕著になってきている。ヘルスケア分野では身に着けた小型のセンサーから収得する走行距離、脈拍等の身体情報を無線によって手軽にデータ収集する製品が研究され、医療分野においては、体内に埋込んだインプラント機器との情報のやり取りに無線を使う取組みが本格化してきている。メタボリック・シンドローム対策など個人の健康管理サービス、高齢化社会に向け、病気を治すという以前に、かからないようにするという予防医療には、こうした日々のバイタルデータの管理は重要であり、無線技術による受容性の高いセンシング方式の技術開発を後押ししている。これら医療やヘルスケアに向け人体を中心に非常に近距離の無線通信ネットワークは特にボディエリア・ネットワークと呼ばれ始めた。
本調査研究では、ボディエリア・ネットワークの標準化作業を検証し、利用者(患者)、医療機関、システム・インテグレータ、機器メーカ、半導体・部品メーカ、サービス事業者が各々のアプリケーションレベルでの新たなサービスを創出するための課題を洗出すことを目的とする。
ボディエリア・ネットワークの利用技術に関する調査研究として、次の調査研究を行います。
(1) 国内外におけるボディエリア・ネットワークに関する事例・アプリケーション技術動向調査
(2) ボディエリア・ネットワークを構成する技術要素の課題に関する調査研究
(3) ボディエリア・ネットワークを活用した新たなサービスの導入にあたっての社会的課題に関する調査研究
平成20年4月28日(月)〜5月9日(金) 17:00 必着
以下の申請書類を提出してください。
〒112-0014 東京都文京区関口1丁目43番5号 新目白ビル6階
財団法人ニューメディア開発協会 新情報技術企画グループ 多湖宛
財団法人ニューメディア開発協会 新情報技術企画グループ
担当 多湖
tel03-5287-5032 fax03-5287-5029
この事業は競輪の補助金を受けて実施するものです。