nmdalogo  「業務・システム最適化計画」策定研修のご案内  
 予算効率の高い簡素な政府の実現に向けITによる業務改革を推進するため本年2月のCIO連絡会議で府省横断的に取り組む、あるいは各府省において個別に取り組む最適化計画の策定対象となる72分野の業務・システムが選定されました。

 このように、政府が推進する電子政府構築計画の実現に向け、EAを基礎とした「業務・システム最適化計画」が今年度より本格的に展開されますが、今後各府省が行うIT資源調達は「業務・システム最適化計画」に基づき行われることになると考えられます。

 従ってこれに係る知識およびスキルを持った人材が受注企業側に存在することが強く求められています。
 本研修では政府の「業務・システム最適化計画策定指針」(ガイドライン)に基づき、機能分析、情報分析、環境分析についての知識・技術を体系的に習得することを目的に実施します。

日 程: (各回とも4日間)
【1回目】 2004年5月24日(月)〜5月27日(木)
【2回目】 2004年6月22日(火)〜6月25日(金)
【3回目】 2004年7月27日(火)〜7月30日(金)
【4回目】 2004年9月27日(月)〜9月30日(木)
【5回目】 2004年10月26日(火)〜10月29日(金)
【6回目】 2004年11月30日(火)〜12月3日(金)
【7回目】 2005年2月28日(月)〜3月3日(木)追加
saitekika
*都合により日程が変更になる場合があります。

時 間: 9:30〜17:30(各回)

会 場: 株式会社富士ゼロックス総合教育研究所・六本木セミナールーム
住所:〒106-0032 東京都港区六本木3-1-1 ティーキューブ 14階
電話:03-5574-1431 FAX 03-5574-1500
地図URL:http://www.fxli.co.jp/company/access.html
(営団地下鉄南北線「六本木一丁目駅」1番出口より地下通路直結)
主 催: 財団法人ニューメディア開発協会

コースについて

 <コース目標>
 <コース内容>

  研修内容予定
AM PM
1日目 【業務・システム最適化計画について】

・電子政府構築計画と業務・システム
 最適化計画の概要
・業務・システム最適化計画策定指針(ガイドライン)について
   (総務省行政管理局)

現在、中央府省で進めている電子政府構築計画の目的とねらい、推進体制、スジュールを総務省行政管理局が説明する。また、「ガイドライン」について、その位置づけと役割、内容等を解説する。なお、本研修の内容は基本的にガイドラインに沿っている。
【政策・業務体系(機能分析)】

・機能構成図(DMM)
機能分析では機能構成図を使って、対象となる業務・システムの範囲を見極め、その目的を達成するファンクションをトップダウンで分析する。ケース題材として「物品調達業務」を取り上げ、参画型研修を行う。

・機能情報関連図(DFD)
対象となる業務・システムについて、データの流れに注目して、そのプロセスを機能情報関連図(DFD)で表現する。研修では、「物品調達業務」の現状の業務流れ図と、機能構成図から機能情報関連図を作成する。
2日目 【政策・業務体系(機能分析)】

・業務処理の組み替え
本来の業務目的に照らして、物理的・地理的な条件や組織上の制約を取り除き、現状業務に即した機能情報関連図のデータの流れを組み替える。これにより、部門間や省庁間の業務・システムの流れの差異を吸収し、共通化、最適化を図る。
【政策・業務体系(情報分析)】

・業務流れ図(WFA)
将来の機能情報関連図等から、マン・マシンのインターフェースを明確にしながら、組織、担当者、情報システムの関連が分かる業務フロー(業務流れ図)を作成する。また組み込むべきコントロールと業務見直しの方針を明らかにする。

・情報抽象化表(DAM)
現状の業務で使われている帳票等の項目を分析し、スタンディング情報とイベント情報を抽出する。これにより、機能情報関連図(DFD)上でのデータの内容を明らかにする。
3日目 【政策・業務体系(情報分析)】

・情報体系整理図(UMLクラス図)
情報抽象化表で分析した属性、エンティティの相互の関連性や汎化・抽象化関係を情報体系整理図(UMLクラス図)で表現する。これにより、対象となる業務・システムにおけるデータ体系の構造を明らかにする。
【データ体系、適用処理体系、技術体系】

・実体関連図(ERD)
情報体系整理図(UMLクラス図)のエンティティ(クラス)を属性レベルに展開し、キー項目や参照関係を明らかにし、物理実装モデルを検討する。研修では、官房基幹業務の共通データ項目を参照して、最適化の指針を明らかにする。

・情報資産評価表(IEM)
政策・業務体系およびデータ体系で分析・設計した業務目標に照らして、各システム、サブシステム間、またネットワーク上のノード間のメッセージやデータに対して講じるべき個人情報保護やセキュリティ対策の要件を明らかにする。研修では、情報セキュリティガイドラインを参照して、情報資産評価表を作成する。
4日目 【環境分析】

・業務環境分析(SWOT分析)
対象となる業務・システムの内部資源について、その強み(S)と弱み(W)を洗い出し、さらに外部環境について、想定される機会(O)と脅威(T)を抽出する。さらに強みと弱み、機会と脅威の因果関係や背反関係を分析して、その構造を明らかにする。
【環境分析】

・主要課題抽出
業務環境分析で明らかにした、強みと弱み、機会と脅威の相互関係を踏まえて、業務・システムの目的達成のために課題を抽出し、取り組むべき優先順位を設定する。

・見直し方針


参加費: 168,000円(お一人様・税込)教材費込み、1回分(4日間)

定 員: 36名(各回)

参加対象:
参加条件: 情報システム企画、調達、開発についての経験・知識を有する こと。

事前学習:「業務・システム最適化計画策定指針(ガイドライン)(第4版平成17年2月2日)」 を熟読してください。研修当日はこの資料を配布いたします。

 URL:e-Gov「電子政府の推進について」http://www.e-gov.go.jp/doc/scheme.html
 第4版pdf:http://www.e-gov.go.jp/doc/20050202doc.pdf (全109ページ)
 第3版からの改訂点----見直し方針記述要領が追加されています。今後は当面改定の予定はありません。

申込締切: 定員になり次第締切らせて頂きます。

申込方法: 電子メールでseminar宛にお願いいたします。 必要記入事項は下記の通りです。

To:seminar
Subject:「業務・システム最適化計画策定」研修参加申込
  • 申し込みコース:7回目
  • お名前(漢字とふりがな):
  • 会社・団体名:
  • 所属役職:
  • 住所:〒
  • TEL番号:
  • FAX番号:
  • 電子メールアドレス:
  • 請求書:必要・必要なし
  • この研修を何で知りましたか:
    ニューメディア開発協会賛助会員宛案内、メールニュース、雑誌、新聞、
    インターネット検索、知人の紹介、職場で紹介、その他


*お申し込みメールを受領後、受講ご案内とご請求についてのメールをお送りいたします。
*お申し込みされた方が参加不可能な場合には、受講開始前の参加者変更が可能です。
 但し、グループ研修のため受講開始後の代理出席は出来ません。
 4日間とも出席可能な参加者にてお申し込み願います。

お問い合わせ先:財団法人ニューメディア開発協会 開発グループ
         担当:山本勝己、飯田次男、松原伸幸、大久保貴世

         〒108-0073 東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル23階
         Tel:03-3457-0672 Fax:03-3451-9604
         E-mail:seminar

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