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ここではユーザエージェントについて説明します。これは、Web ブラウザ側のP3Pのエンジンで、まず、Web ブラウザからのHttp GetにP3P ヘッダを付加します。
次に、ユーザエージェントは、Web サイトからのプロポーザルとプリファレンスビューロに設定された利用者のプリファレンス(好み)の比較を行い、利用者の個人情報を出しても良いと判断された場合は、Web サイトにおける個人情報の利用について利用者に説明するとともに、送る個人情報の一覧を表示し、利用者に合意を取るための画面を表示します。
我々は、この画面をインフォームドコンセントと定義しています。
ユーザエージェントはプロキシタイプで実装しています。Web ブラウザのプロキシ設定を変更して、このユーザエージェントを設定することにより、そのWeb ブラウザヘP3Pを利用することができます。一つのPCにユーザエージェントをインストールする場合は、ループバックすることになります。
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