財団法人ニューメディア開発協会では、平成19年度ニューメディア情報システムの開発事業として「電子タグの永久的無効化廃棄システムの開発に関する調査・開発研究」に係る調査・開発事業者を公募いたします。
電子タグの普及に伴い消費者の立場において電子タグを安心して利用出来る環境を整備することが必要となっている。2005年4月には個人情報保護法が施行され、またこれに先って2004年6月には政府(総務省・経済産業省)が「電子タグに関するプライバシー保護ガイドライン」を発表している。政府ガイドラインでは「電子タグのついた商品が店舗において消費者に渡る時点で電子タグを外したり、記憶情報を無効化することを消費者が自由に選択できる」ことを規定している。
一方、住民基本台帳カード、電子パスポートなど個人情報を内蔵する非接触ICカードが普及しつつあるが、これらは利用者が使い終わり用済みとなった後、個人情報を確実に消去または無効化(破壊)してから廃棄する必要があると考えられる。
本調査研究は市場に出回る電子タグ/非接触ICカードの中でどのような分野において内蔵情報を消去したり無効化(破壊)したりすることが求められているのか調査し、更に、開発の要求仕様を明確にする。この調査・開発により今後のセキュリテイ管理、プライバシー保護の一助にしたい考えである。
なお、本調査・開発事業は競輪の補助金を受けて実施するものです。
次の項目について調査・開発を行います。
@ 電子タグ/非接触ICカード情報の無効化を必要とする商品分野・セキュリテイ分野の調査
A 市場が求める電子タグ無効化廃棄装置の開発に必要な要求仕様
平成19年5月7日(月)〜5月11日(金) 17:00 必着
以下の申請書類を提出してください。
〒112-0014 東京都文京区関口1丁目43番5号 新目白ビル6階
財団法人ニューメディア開発協会 新情報技術企画グループ 多湖宛
財団法人ニューメディア開発協会 新情報技術企画グループ
担当 多湖
tel03-5287-5032 fax03-5287-5029
この事業は競輪の補助金を受けて実施するものです。