●メロウ・ソサエティ・フォーラム

◆「シニア・ネットワーカーズ・カンファレンス(SNC)」の開催

 全国のシニア・ネットワーカーの方々が一堂に会し、日頃抱いている身近な課題について、それぞれの立場で、心ゆくまで話し合い、お互いの交流を深めることは大変意義深いものがあります。
 こうして開催してきた「シニア・ネットワーカーズ・カンファレンス(SNC)」も今回で、第4回目を迎えました。21世紀に入って、一段と少子高齢化が進み、シニアの存在はいやが上にも大きなものとなり、とりわけITを駆使したシニア・ネットワーカーの皆様の社会での活躍が益々期待されております。そこで今回は、「社会にはばたけ!シニア・ネットワーカー」を合言葉に、2002年2月4日、5日の2日間に渡って、東京・竹芝で開催致しました。
 内容は、これまでの議論を一歩進め、シニアの社会参加・社会貢献に的を絞ったものとし、構成も、基調講演(2件)とワークショップ(5分科会)、懇親会の3本立てとしました。
 参加者は、予定していた募集人員を大きく上回り、過去最高の137名となり、お陰様で大変盛況のうちに推移しました。
 講演は、お二人の方から各々、シニアとパソコンの関わりとかブロードバンド時代のインターネットの役割といった身近な話題を題材にされた、大変示唆に富んだ興味深いお話を頂くことが出来、大変勉強になりました。
 ワークショップは、どのテーマも、参加者にとって、日頃抱えておられる課題でもあり、テーマを絞り込んだことと相まって、より深く突っ込んだ、白熱した議論が展開されていました。新しい人たちとの出会いとともに、今後の活動に向け大きな収穫となったものと思います。
 懇親会では、初めての試みとしてビンゴ大会や余興を取り入れました。富山社会人大樂塾の皆様による「ちんどん」で大いに場が盛り上るなど、楽しい雰囲気の中で、お互いの交流を深めておられました。
 また、開催に当たり、東京で幅広くシニア・ネットワーク活動を展開している「いちえ会」様には絶大なるご協力を頂きました。
 それにしましても、皆様それぞれが問題意識や課題を持って参加されており、SNCにかける期待の大きさがひしひしと感じられ、事務局として、身が引き締まる思いがしました。
 なお、SNC2001開催に当たり、ご協力を頂きました皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

■SNC2001の概要

 ◆テーマ:「社会にはばたけ! シニア・ネットワーカー」
 ◆日時:2002年2月4日〜5日
 ◆場所:ホテル アジュール竹芝(東京都港区)
 ◆共催:いちえ会
 ◆協力:エフエムモバイルコミュニケーションズドットコム、資生堂、東芝、ニフティ、
     日本IBM、日本電気、日立製作所
 ◆主なプログラム

【第1日目(4日)】
オープニング 司会 大谷明弘(いちえ会)
  大林依子(いちえ会主宰)
  鈴木健(メロウ・ソサエティ・フォーラム代表幹事)
  菅原忠(経済産業省商務情報政策局IT産業室・サービス産業課 課長補佐)
講演1
 いしかわじゅん(漫画家)「生涯現役、社会へログイン〜シニア・ネット活性化のヒント」
ワークショップ
 (1)シニア・ネットのNPO化を考える
 (2)シニア・ネットの相互交流を考える
 (3)シニア・ネットの社会参加促進を考える
 (4)オンライン・コミュニティとシニア・ネッ
  トの活動を考える
 (5)シニア・ネットワーカーの活動を開拓する
懇親会

【第2日目(5日)】
講演2
 渡辺武経(ニフティ(株)社長)「インターネットの動向と社会に於ける役割」
ワークショップの発表 各代表者
クロージング
 カンファレンスに参加して
  久米力(イー・エルダー専務理事)
 閉会宣言 大林依子(いちえ会主宰)

開会宣言
来賓挨拶
いちえ会主宰 大林 依子 氏
経済産業省 商務情報政策局 IT産業室・サービス産業課 課長補佐菅原 忠 氏
講 演 1
講 演 2
漫画家いしかわ じゅん 氏
ニフティ株式会社 社長渡辺 武経 氏

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