デビッド・フォスターにジェイ・グレイドンという名うてのミュージシャン二人を看板とする話題のグループエアプレイ
がようやくベールを脱いでデビューを果たす。..(略)...
その演奏は力強くパンチが効いていて、実に若々しく、いき
がいい。わけてもロックン・ロール・ナンバーにおけるジェ
イ・グレイドンのしなやかで表情豊かなキター・プレイ、あ
るいは、メディアム・ナンバーにおけるデビッド・フォスタ
ーの流れ落ちる滝の音にも似たリズミカルでドラマティック
なキーボード・ワークのフィーチュア・ソロは実にスリリン
グでダイナミズムにあふれている。..(略)...そして、なに
よりもエアプレイは、かっこいい。そのひと言でキマリだと
思うのだ。
(小倉 エージ)