(1)件名
スポーツ活動における高齢者のための自己健康管理システムの開発事業(パークゴルフコース新コミュニティ基盤の開発
(1)背景及び目的
内閣府が調査している「高齢社会白書」によると、日本の人口は減少傾向の中、急速に高齢化が進んでおり、世界のどの国も経験したことのない高齢社会になると見込まれている。国ではこの社会的現象について「早急に高齢者が安心して過ごせる生活環境の整備」を進めなければならないとまとめている。
そんな中、シニア世代の健康管理を支援するため、スポーツ活動に参加しながら健康チェックを推進することができるシステムを構築する。特に、シニア世代が競技者の中心となっているパークゴルフコースでの運用を目指す。パークゴルフは「健康スポーツ」と言われており、パークゴルフコースの参加者に健康チェック情報、スコア情報等を提供し、シニア世代がスポーツを通して幸せに暮らせることを目的とする。
(2)開発の内容
・健康状態(血圧、脈拍等)や運動量(歩数、距離、速度等)の自己管理(日別、週間、月間、年間)のデータ蓄積を、より継続的にスムーズに行えるようにし、自己の健康管理が支援できるプログラムの開発。
・自分に合った適切な運動量を把握し、健康状態、運動量、スコアとの関連を分析できるプログラムの開発。
・インターネットを利用し、複数のパークゴルフコースと連携をとりながら、パークゴルフ愛好家の情報共有ネットワークを作り、バーチャルでパークゴルフ大会を実施できるプログラムの開発。
2.応募要件
(1)応募者の資格
- 法人格を有する民間事業者又は団体とします。
- コンソーシアムの場合は、代表幹事団体は法人格を有すること。
- 本開発・調査事業遂行に必要な情報通信技術に関する開発・調査の実績、関連知識、組織、人員等を有していること。
- 本開発事業時遂行に必要なプログラム開発の実績、関連知識、組織、人員等を有していること。
- 当協会の賛助会員であることが望ましい。
(2)開発・調査の事業内容
- 開発事業費は1,260万円(消費税及び地方消費税を含む)を上限とする。
対象となる事業経費は開発を行うための経費。
(プログラム開発、データ処理、コンピュータ使用料、プログラム借用料)
- 開発の完了期限は、契約締結日から平成24年3月16日(金)までとする。
- 成果物内容及び報告書の提出期限、部数については採択後別途定める。
3.応募方法、提出書類等
(1)公募期間
平成23年6月23日(木)〜7月5日(火) 17:00 必着
(2)提出書類
以下の申請書類を提出してください。
- 応募申請書(様式1) 1部
- 開発計画書(様式自由) 1部+CD-R 1枚
開発は以下の内容をA4にまとめてください。
*MicrosoftWordにより作成下さい。
(Word2007及びWord2010形式は避けてください)
- 開発システムの内容・要件
(開発システムの範囲・内容、機能要件、機器・ネットワーク構成図
- 開発体制
(開発に参加する者の役割と分担、開発体制図、パークゴルフ場との連携)
- 開発スケジュール
- 事業実績、関連知識等
- 費用経費総額・内訳(様式2) 1部+CD-R 1枚
会社の概要がわかるもの、パンフレットでも可。
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補足資料
(損益計画書及び貸借対照表、もしくは有価証券報告書)
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その他
(3)提出先
〒112-0014 東京都文京区関口1丁目43番5号 新目白ビル6階
一般財団法人ニューメディア開発協会 パベイシブネットワーク普及推進グループ 早川宛
(4)提出にあたっての注意事項
- 協会宛の提出は郵送(書留郵便扱い)
または宅配便とし、FAX、電子メールによる提出は認めない。
- 封筒には「スポーツ活動における高齢者のための自己健康管理システムの開発」と朱書すること。
4.審査、その他
- 提出書類に基づいて審査を実施し、必要に応じてヒアリングを行い、採択先を決定する
- ヒアリングの際、資料の提出を求めることがある。尚、ヒアリングに要する交通費等の負担は協会では行わない。
- 提出書類は開発業者選定のためのみ使用し、他の目的には使用しない。。
- 提出書類等は審査結果に関わらず返却しない。
- 本事業で得られた工業所有権及び著作権は当協会に帰属する。
- 本事業は財団法人JKAの補助事業として実施するものであり、当該財団の規則等に沿った表示等が求められる。
5.問合せ先
一般財団法人ニューメディア開発協会 パベイシブネットワーク普及推進グループ
担当 早川
tel03-5287-5034 fax03-5287-5029
この事業は競輪の補助金を受けて実施するものです。
