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情報家電とは


 情報家電とは、「デジタル化」され、かつ「ネットワーク化」された機器・サービスを指します。経済産業省では情報家電を、「携帯電話、携帯情報端末(PDA)、テレビ自動車等生活の様々なシーンにおいて活用される情報通信機器及び家庭電化製品等であって、それらがネットワークや相互に接続されたものを広く指す。」と定義しています 1



 現在、デジタルテレビやDVR(デジタル・ビデオ・レコーダ)など、デジタル技術を活用した家庭の電化機器のネットワーク化が急速に進みつつあります。また、エアコンや照明機器などの環境家電や、インターホンや鍵といった住宅設備機器のネットワーク化も進んでおり、身の回りの生活の情報化が進展し、私たちの生活はますます利便性が向上しつつあります。

 これらの家電類が、情報家電、あるいは、デジタル家電、ネット家電、デジタル情報家電などと呼ばれているもので、「これらの情報家電を活用した新たなサービスが生み出されていくことで、私たちの生活に変革がもたらされるだろう」と大きな期待が寄せられています。

 たとえば、「テレビ電話」を利用することで、遠く離れて暮らしている人といつでも顔を見ながら簡単に会話をすることができるようになります。また、テレビ電話を活用した「遠隔授業」や「遠隔医療相談」も可能です。保健師やヘルパーとの相談にテレビ電話を利用することで、住民は病院や保健センターにわざわざ出向いていかなくても健康相談を受けることができるようになります。同様に、保健師やヘルパーも住民宅に出向くことなくテレビ電話による画面と会話を通じて住民の体調や表情を知ることができます。また、自宅で血圧や脈拍、体重などを測定し、インターネットを介してその結果を診療機関等に送信することで、診療機関から定期的に診断結果やアドバイス、健康指導が得られる「ホームヘルスケア」サービスも、最近は提供されるようになりつつあります。

 センサーや監視カメラ等を設置し、外出先から携帯電話やパソコンで家の様子を確認することのできる自己管理型の「ホームセキュリティ」も提供されはじめています。不審者の侵入など緊急事態をセンサーが感知すれば、メールで警報が携帯電話に送信される仕組みが一般的です。

 このほか、冷蔵庫や電子レンジ、エアコン、洗濯機などの白物家電をネットワーク化して、コントローラやテレビを通じてそれぞれの家電を制御したり、インターネットを介して電子レンジにレシピをダウンロードしたりする「暮らし環境(白物家電制御)」や、家庭にいながら映画やスポーツなどのコンテンツを楽しむことができる「ビデオオンデマンド(VOD)」も提供されつつあります。



情報家電サービスの利用シーン



1 経済産業省、基本戦略報告書『e-Lifeイニシアティブ』平成15年4月、
http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0003917















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